なすデンタルクリニック

03-5851-8137

簡単なWEB予約はこちら

インプラントの費用相場と見るべき注意点

[ 目次 ]


きれいな歯にしたい!と考え、インプラント治療を考えている方も少なくないと思います。ですが、高いと言われていますよね。実際のインプラントの費用相場がいくらなのか気になる方が多いでしょう。


そこで本記事では、インプラントの費用相場と見るべき注意点を解説します。費用面で損しないよう、ぜひ最後までご覧ください。


インプラントは1本いくら?

インプラントの1本あたりの相場は、合計で25万円~50万円と言われています。


しかし、あくまでも個人差があり、歯の状態によっても変わるものです。歯科医院によって約30万円~60万円が相場の場合や、10万円から受け付けている場合もあります。ではなぜ、このように費用差が出てくるのでしょうか。

費用に差が出る理由6つ

インプラント費用の差が出るのには下記の6つの理由があります。


  • ・手術方法の違い
  • ・器具メーカーと器具の種類の多さ
  • ・治療に対する難易度が高い
  • ・骨の数の少なさ
  • ・ほお骨にするインプラント(ザイゴマインプラント)
  • ・上あごの骨を再生して増やす(サイナスリフト)

それぞれの理由について解説します。

手術の方法の違い

費用に差が出る理由の1つ目は、手術方法の違いからです。


インプラントを歯に埋め込む外科手術として行われるので、感染予防はもちろん、清潔な環境で手術を行う必要があります。手術を行う際にきちんとした設備は重要ですので、設備費がかかり、インプラント治療は高額になりやすいです。

また、インプラント治療が決まると、カウンセリングや診察のあとにレントゲンやCTが撮られます。

人によって結果は違うので、その方に合った治療の計画が立てられるのです。治療計画に沿ってどのくらいの費用がかかるのか見積もりが出され、問題がないようであればインプラント治療が開始されます。

器具メーカーと器具の種類の多さ

費用に差が出る理由の2つ目は、器具メーカーと器具の種類の多さからです。


日本で使用されているインプラントのメーカーは国内外合わせて約30種類あります。歯科医院がどのメーカーの器具が適正なのかじっくり判断しているため、値段の差が生じてくると言えるでしょう。

歴史が長いものであれば、実際どのような症例があったのかなどの情報もたくさんありますが、比較的新しいものになると情報が少なかったり取扱いがない場合もあります。

治療に対する難易度の高さ

費用に差が出る理由の3つ目は、治療に対する難易度の高さからです。


実は、同じインプラントでも費用が前歯と奥歯、歯の場所によっても違うのはご存知でしょうか?前歯のインプラントは他の歯よりも約5万円~10万円プラスと思っていた方が良いでしょう。歯科医院によっても料金設定は違ってくるのですが、基本的に前歯のインプラント値段が他の歯に比べて高めに設定されている場合があります。


前歯のインプラントが高い理由は、他の歯に比べて難易度が高いからです。


前歯は顔の一番目立つ部分であり、人の目線が集中しやすい部分のため、なるべく目立たないようナチュラルに仕上げなければなりません。

骨の数の少なさ

費用に差が出る理由の4つ目は、骨の数の少なさからです。


前歯は奥歯と比べると薄いため、あごの骨も薄いです。人工歯根(インプラント)をあごの骨に埋め込む必要があるので、元の骨がしっかりしておらず十分でない場合は、骨の厚みを作る骨造成手術が必要になります。

さらに、下の前歯は上の前歯と比べてとても小さいので人工歯根を埋め込む場所も小さいです。例え前歯のインプラント治療が終わっても、お口の状態や年齢を重ねるごとによって歯茎が痩せ細ってきます。その際にアバットメント(インプラント本体と被せものを連結させる部分)が黒ずんで見える場合があります。その場合は、歯茎のボリュームを増す移植手術をして歯茎に厚みを増さなければなりません。


このように、前歯のインプラント治療は他の歯と違いより経験と技術が必要になり、難しいため高額なのです。

ほお骨にするインプラント(ザイゴマインプラント)

インプラントはあごの骨に埋め込むものですが、ほお骨に埋め込むザイゴマインプラントと呼ばれているインプラント治療もあります。インプラントをあごの骨に埋め込めない場合に適用されるもので、すぐに機能できるようになるでしょう。

ただ、ほお骨に入れる治療なので、あごの骨に入れるよりも手術が難しいため費用も高額に設定されている場合があります。

上あごの骨を再生して増やす(サイナスリフト)

サイナスリフトと言われる技術は、上あごの奥歯のインプラントを考えている方は耳にしたことがあるかもしれません。上あごの骨が十分にない場合は、人口の骨を上あごに入れて土台をしっかりとしてからインプラントをする必要があります。

上あご医療のため骨が薄いと治療できない場合があり、歯科医師の技術が問われます。難易度が高いほど費用も比例して高くなるというわけです。


費用が安いだけで決めるべきではない

高い費用を支払って行うインプラント治療ですが、中には格安なインプラントも見つけられるでしょう。設備や環境も大事にはなってきますが、一番大事なのは担当医師の技術と信頼関係です。

費用を極端に安く設定している場合は、何らかのトラブルの原因になる場合があるかもしれません。なぜ安いのか、一旦立ち止まって考えてみると良いでしょう。そして、あなたの治療に適しているのかをきちんと確認する必要があります。


適正な費用かどうかを見極めるには?

では、費用があなたに合った適正な値段なのかを見極めるには一体どうしたら良いのでしょうか。適正な費用かどうかを見極めるを見極める方法を3つ紹介します。


  • ・明朗な見積書を受け取る
  • ・セカンドオピニオン
  • ・ネットで調べる

順番に見ていきましょう。

明朗な見積書を受け取る

明確な料金設定がないインプラント治療は、治療を受ける際には明朗な見積書を受け取る必要があります。


大事なあなたの歯ですので、どのような治療を受けてその対価がいくらなのか知っておくのが重要です。何かあった時のためにも、必ず事前に見積書を準備してもらいましょう。

実際に治療費を支払うのはそれからなので、見積もりをもらった時点で早めに支払いを済ませたいのであれば歯科医院に可能かどうか聞いてください。歯科医院によっても治療完了までに支払いを済ませておく必要もあり、事前に期限が決められている場合もあります。どのくらいの治療期間がかかるのかを事前に聞き、支払い計画を立てておく必要もあるでしょう。

セカンドオピニオン

インプラント治療をする際に、大事になってくるのがセカンドオピニオンも取り入れるケースです。


他の歯科医師の意見を取り入れて、値段の相場を知れますよね。違った角度から意見も聞けますので、初めて治療を受ける方や治療に躊躇している方はぜひセカンドオピニオンも取り入れてみましょう。

ネットで調べる

最近はネットの普及でスマホがあれば、インプラント治療をした方の感想などをすぐに調べることも可能です。


どのくらいの症状で費用がいくらかかったのか、色んな方のレビューはどうなのかなど事前に調べておきましょう。ただ、ネットの情報がすべて正しいとは限りません。ネットで調べる場合は、1つのサイトだけでなく複数のサイトを見て判断するようにするのがおすすめです。


適正な費用で最善の治療を見つけよう

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した通り、インプラント治療は1本あたり約25万~50万円するため数本インプラント治療をすると費用が非常に高額になります。

しかし、インプラント治療をすることによって歯が天然の歯のように噛めるようになると思うといかがですか?健康な歯の大事さは失ってからでないと分かりませんよね。ご自身の経済状況を把握して、あなたに合った治療方法で最善の治療を受けるようにしましょう。

インプラントや入れ歯、ブリッジでお悩みの方は「なすデンタルクリニック」まで!

お役立ちコラム一覧へ戻る

お電話でのお問い合わせ

03-5851-8137


PCサイトはこちらから